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人生の転機から将来について考える

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リクルートエージェントによる授業

 「高校に進んでも、消防士になる気持ちは忘れないようにしたい」「何をしてもなるべくあきらめないようにします」と自分自身の中学卒業後について考える生徒たち。

外部講師によるキャリア教育の授業

 千葉・千葉市立都賀中学校2年生での授業の様子だ。この授業はキャリア教育の一環として、NPO法人企業教育研究会が企画し、転職のサポートを(株)リクルートエージェントの協力の下、行われた。
 授業では同社の川野晋太郎さん、古川嘉弘さんが講師となり、転職をテーマに、働き続けることや人生の転機について講師自身の転職経験も含めて説明を行った。

働き続けることって何だろう

 授業では、まず「働くこと」について説明を行う。「何のために働こうと思うのですか?」という講師の質問に、「お金や生活のため、自分のため、家族を養うため、社会のため」などと答える生徒たち。
 次に離職状況について説明し、中学卒業後仕事についた人の約7割、高校卒業の約5割、大学卒業の約3割が3年以内に仕事を辞めていることを紹介すると、生徒からは驚きの声が上がった。講師が実例を挙げながら働き続けることの難しさ、そしてそれを支えるキャリアアドバイザーの仕事について紹介した。

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中学卒業後の進路について考える

 2時間目では、生徒が「人生グラフ」を発表。「けがをして野球をやめようと思ったけど、顧問の先生のおかげで野球が楽しくなり今でも続けている」など自分自身の人生をグラフ化し、これまで自分に影響を与えた出来事を紹介していく。さらに、講師も自身の人生グラフを紹介。「仕事が忙しくて家族との時間がなかった時がへこんでいました。それで前の仕事に疑問を持ち、今の会社に転職しました。今では家族との時間が取れ、本当に幸せです」「どんな転機があっても自分が一番に考えてきたのは家族です」。生徒は講師自身の人生グラフに興味津々な様子で耳を傾けていた。
 最後にこれまでの話を参考に、生徒にとって大きな転機のひとつである中学卒業後の進路について考え合い、授業は終了した。
 授業を受けた生徒は「今日の授業で将来のことについて考えるようになりました」「多少思い通りにならないことがあっても、考え方を変えると面白くなったり楽しくなったりするんだと思った」と感想を話した。
 また、授業をコーディネートした同法人の谷山大三郎さんは「実際に働いている大人の話を聞くことで、生徒は進路のことについて真剣に考えられたのではないかと思います。今日の授業を生かして、残りの1年間を有意義に過ごしてもらえれば」と話した。

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