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ソーセージづくりから「食」について考えよう!

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日本ハムによる食育授業

 「詰めすぎるとやぶれちゃうよ!」「どんどんソーセージみたいになっていくね!」

「食」について考えよう!

 日本ハム株式会社による食育授業の様子だ。この授業は、子どもたちに朝食の大切さと加工食品についての知識を深めてもらうことを目的として、日本ハム株式会社・NPO法人企業教育研究会が実施している。今回はその様子を取材した。

加工食品って何だろう?

 授業の前半では、同社の長澤和子氏が講師となり講義を行う。朝食の必要性や朝食に利用されることの多い加工食品、ウインナーソーセージが工場でどのように作られるかなどについて学習を行う。その後、実際、工場で働く方からソーセージとハムとの違いやソーセージの種類について説明を受ける。

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ウインナーソーセージづくりを体験しよう!

 授業の後半では、ウインナーソーセージづくりを体験。工場で働く方からウインナーソーセージづくりの手順を学び、さらに保護者の協力を得て体験を行った。
 肉にスパイスを混ぜ、「スタッファー」と呼ばれる機械で羊腸に詰めていく。講師が手本を見せると、子どもたちからは歓声があがった。子どもたちも羊腸に詰めていくが、はじめのうちは「羊腸が(スタッファーに)うまく入らない!!」「肉を詰めすぎて羊腸が破れちゃった!」などの声も聞こえ、スタッフや保護者がフォローした。30分程度で全ての班が羊腸に肉を詰め、ウインナーソーセージの形に仕上げて、班ごとにボイルしていく。ボイルしたウインナーソーセージをさらに、フライパンで焼き上げてできあがりだ。子どもたちは自分で作ったウインナーをおいしそうに食べていた。
 はじめてソーセージづくりを体験した児童からは「朝食でよく食べることはあるけれど、こんな風にできているなんて知らなかった。自分でつくれたのでとってもおいしい!」と感想を話した。

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