学校・保護者・企業を結ぶポータルサイト「学校ネット」

ケータイ・インターネットとのつきあい方を考えよう!

20070924_01

魔法のiらんどによる授業

 「実際にケータイ画面を見ることで、気をつけなければならないことがよく理解できた」「被害者だけでなく、加害者になる可能性があるんだなと思った」

ケータイ・インターネットとのつきあい方を考えよう

 長野県長和町立和田中学校での授業の様子だ。授業内容は「ケータイ・インターネットとのつきあい方を考えよう!」。NPO法人企業教育研究会が企画し、携帯電話から無料でホームページを作成できるサービスを提供している株式会社魔法のiらんどの協力のもと行われた。

アイポリスになってみよう!

 授業では、同社の鎌田真樹子氏が講師となり、同社が行っている「アイポリス」の取り組みやトラブル事例を紹介した。
 「アイポリス」とは、コミュニティ・サイトを巡回し啓発活動や警告あるいは削除を行うサイト監視システムであり、アダルトサイトをはじめとした公序良俗に反する内容、誹謗中傷や違法行為など、規約に反するものについては、警告、閉鎖処理を行っている。「アイポリスになってみよう!」では、同社が制作したケータイ向けホームページを見ながら、誹謗中傷や個人情報の書き込み、著作権法違反などのホームページの問題点を子どもたちが考えた。
 また、授業の後半では、子どもたちがケータイから掲示板への書き込みを体験。NPOスタッフがわざと書き込んだ悪口に、リアルタイムでアイポリスから警告される様子に子どもたちは驚きの声をあげた。

写真

被害者だけでなく加害者になることも

 授業の最後では、講師の鎌田氏が携帯トラブルの注意点を説明。被害者だけでなく、誹謗中傷や著作権違反など加害者にならないために、情報発信者としても注意しなければならないことを伝え、「ケータイはいまやパソコンと同じインターネット端末です。被害者だけでなく加害者にならないように上手に付き合ってください」とメッセージを送った。

関連記事

ページ上部へ戻る