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明日から使える、食育の授業を体験

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日本マクドナルド『食育の時間』

 毎年6月の「食育月間」をはじめ、食に関する教育は、日常的な課題だ。食に関する知識を楽しく学べる『食育の時間』は、栄養バランスやエネルギー摂取だけでなく、食の衛生管理などにも対応した幅広い教材を提供している。
 『食育の時間』は、日本マクドナルド株式会社と株式会社NHKエデュケーショナル、NPO法人企業教育研究会の3者が2005年から協働して取り組んでいる。これまでも全国の学校や教育機関で活用されてきた。
 また、体験しながら学べる教材の貸出に加え、教員や栄養教諭などが集まる研修会への講師派遣も行っている。

食育に関する研修会の講師を無料派遣

 5月16日、長崎県の福江島にある五島市役所で、研修会が開催された。市内の小中学校で食育を担当する教員や栄養教諭、養護教諭が参加。『食育の時間』の6つのテーマ(0~5時間目)のうち、2つのデモ授業が行われた。
 3時間目の『どうしてお腹が減るのかな?』は、主人公がダイエットを試みるものの、なぜか力が出なくなってしまう、短いアニメを見るところから授業がスタート。人間の日常生活で必要なエネルギー「基礎代謝」に着目して、授業は進行していく。1日の中で摂取するエネルギーと消費するエネルギーの関係を立体模型で理解しながら、自分に必要なエネルギー量について考える内容だ。最後に体重体組成計を使って基礎代謝も測定。健康な体作りの基礎として、食べることと運動することの関係を意識するきっかけになる。
 5時間目『みんなで食べるとおいしいね!』は、「誰かと一緒に食事をとること」「おもてなし」「日本の伝統行事と食事」がテーマとなっている。食事をする時のコミュニケーションについて、考えていく授業だ。
 研修会では、授業を体験した後に意見交換の時間を設定。教具の発展的な活用方法や、給食の前後の短い指導時間での展開など、活発に意見が出された。

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DVDと指導案冊子の配布希望を随時受付

 参加した教員からは「視聴覚教材を使用しているので理解度が増す。自分の基礎代謝を測定できれば、興味・関心をより高めることができる」「自分の食生活を振りかえり、ロールプレイにつなげられたのはとても意義がある」といった声があがった。
 『食育の時間』では、現在も研修会への講師派遣の依頼を受付ている。また、全国の学校に向け、教材をおさめたDVDと、6つのテーマについてそれぞれ45分で展開するモデル指導案が入った冊子を、無料で配布している。詳細は『食育の時間』Webサイト(http://chantotaberu.jp/)に掲載されている。

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