GAKKO-NET.COM 日本教育新聞 広告局/企画調査室
HOME
教育ソリューションフェア
tesio
セミナー募集
コンクール募集
紙面&Web連動企画
文教企業リンク集
tesio
GAKKO-NET.COM
リンク時のバナーとして
ご使用ください
GAKKO-NET.BLOG
GAKKO-NET.COM担当者のブログ
個人情報保護方針
学校・保護者・企業を結ぶポータルサイト「学校ネット」
本紙サイトへ | 媒体資料 | サイトについて | お問い合せ
紙面&WEB連動企画
環境・エネルギー学習の授業づくり
子どもが熱中した 環境・エネルギー授業
(01) 強烈な体験から始めるエネルギーの授業
東京・大田区立入新井第二小学校  鈴木 康一教諭 (平成15年08月29日)

授業の概要

対象学年:小学校2年生
テーマ:電気の大切さを実感する
教科名:生活科および学級活動(本時は学級活動)
授業計画:
第1次 電気をつくって見よう(1時間、本時)
 ・電気をつくる大変さを体験的に理解させ、電気の大切さを理解する
第2次 電気をつくる人、送る人(2時間、生活科の授業において実施)
 ・発電の方法を学び、電気は人がつくっていることを知る。
 ・つくった電気を運ぶために多くの人が働いていることを知り、電気のために働いている人の話を聞く。
ねらい:
1.電気をつくる大切さを体験的に理解させる
2.電気を大切にする意欲のきっかけをつくる
準備:
手回し発電機、ソケット付き豆電球(7.2V)、ほうしゃ線学習スキル((財)経済広報センター 発行)

東京・大田区立入新井第二小学校  鈴木 康一教諭
東京・大田区立
入新井第二小学校
鈴木 康一教諭
なぜ、エネルギーの授業が低学年で行いにくいのか?

低学年の子どもたちにエネルギーの授業を行うことは難しい。理由は以下の3点である。
 1、エネルギーは目に見えない。触ることができない。
 2、授業の位置付けがはっきりしない。
 3、体験活動をさせにくい。
そこで次のような授業を行い、エネルギーの大切さを実感させることにした。

授業の実際

夏休み前の暑い日に授業を行った。汗をかいても良いように子どもたちに体操着に着替えさせた。暗幕を閉め、電気のついている理科室に移動する。教室の窓は閉まっているため、少し暑い。
授業の前半(15分)で電気を使わなければ動かないものをたくさん探し出す。
『ほうしゃ線学習スキル』の「家の中の絵」を見ながらなので、3分ほどの時間でどの子も10個以上、電気で動くものを見付けることができる。その後子どもたちに問う。
「君たちは、電気をつくることができるでしょうか?」
子どもたちの意見は、ほぼ半々に分かれる。人数を確認した後、手回し発電機を提示する。
手回し発電器を使っている様子
手回し発電器を使っている様子

手回し発電機のグリップの部分を回し、豆電球をつけてみる。豆電球が光ることで、子どもたちは電気ができたことが分かる。
本授業はここからが山場となる。教師が次のような話をする。
「さて、突然ですが緊急事態発生です。先ほど、東京に超巨大隕石が落ちて電気が使えなくなりました。電気を自分たちでつくらなければなりません。そこで、今からみんなに電気をつくってもらいます。今から電気のつくり方を説明するので良く聞きなさい。」
子どもたちは、興奮状態となる。3人をお手本で前に出し、やり方の説明をする。1人が発電役、1人が電球を支える役、もう1人が発電機を回した回数を数える役になること、発電役は100回グリップを回転させ次の子に交代すること、疲れて休んだり、交代に手間取ると電球が消えてしまうがその時には「暗いよ!こわいよ!」とみんなで言うことを説明する。
教室を真っ暗にし、スタートの合図と共に15分間、ひたすら発電を行う。真っ暗な理科室の中で、豆電球だけが明るく輝いている。5分もすると子どもたちは段々疲れてくる。「暗いよ!こわいよ!」の声が多くなってくる。時間と共に理科室は、子どもたちの熱気で暑くなってくる。2年生には説明が難しいが、これは地球温暖化と同じような現象である。
15分後、部屋の電気をつける。子どもたちからは「ほーっ」という声が聞こえる。今までは気が付かなかった電気の大切さを実感したのだろう。

授業後に子どもたちの書いた感想

「すごく手がつかれた。きれいな光だった。でん気ってこうやってつくるんだ。でん気をつくるのってすこしむずかしかった。すごくあかるいでん気は、どうやってつくるのかな。でん気ってどんなこうじょうでつくっているのかな。どうやってたくさんのでん気をおくるのかな。」

エネルギー教育全国協議会
※この授業実践はエネルギー教育全国協議会主催のエネルギー教育シンポジウムで発表されたものです。シンポジウムの詳細は同協議会HPをご覧ください。
 TOPへ
 「環境・エネルギー学習の授業づくり」のTOPへ戻る
Copyright 1946-2008 Japan Educational Press. All Rights Reserved.
GAKKO-NET.COM 内の全ての記事・本文・画像の、無断転載 および 使用は固くお断りいたします。