鉛筆削りで電気出すエネルギーを実感
子どもたちにとって、電気製品はあって当たり前のものである。それがいかに便利であるか、自分たちの生活になくてはならないものであるかを意識していることは少ない。
そこで、まず日頃使っている鉛筆削りを提示して比べる活動を行った。
「こちらの鉛筆削り(電動)とこちらの鉛筆削り(手動)では、どちらが早く削れるでしょうか」と2種類の鉛筆削りを見せながら予想させた。全員が電動鉛筆削りの方へ挙手する。
実際に、子どもに鉛筆を削らせて比べて見せた。電動鉛筆削り=5秒。手動鉛筆削り=14秒。子どもたちは、やっぱりという表情である。
「どうしてこちらの鉛筆削り(電動)の方が速く削ることができるのですか」と尋ねた。「電気で動くから」「手で回すと力が弱いから」と返事が返ってきた。電気の出すエネルギーの存在には、気付いていた。
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電気製品探しをしよう
教室にある電気製品を発表させた。テレビ・CDプレーヤー、黒板消しクリーナーをすぐに見つける。直接電気コードはなくても、チャイムや放送の音が出るスピーカーも、電気を使っていると答えていた。
次に、「改訂版エネルギー学習スキルP2」で学習を進めた。「電気を使うものを○で囲みなさい。いくつ見つかるかな」と指示を出した。
分かりやすいイラスト、見つけて○を付けるという作業で、子どもたちは集中して教材に向かっていた。
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改訂版エネルギー学習スキル 2ページ
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そして、囲んだ電気製品を確認した。電気で焼くお鍋(ホットプレート)、お湯を沸かすもの(ポット)などと正式名を知らないものもあったが、積極的に発言した。10以上○を付けたことで、多くの電気製品に気付くことができた。
停電になったらどうなる
「停電になったら、どうなるでしょう」と尋ねた。
約1カ月前、台風で停電を経験した子どもたちである。「暗いから、懐中電灯をつけないといけない」「氷が解ける」など経験を基にした発言があった。
「○を付けたもの全部が使えなくなります。電気のおかげで、毎日便利に過ごすことができるのですね」と話し、授業を終えた。
電気は、生活の中で欠かすことのできないもの、なければ不自由であることを意識させることができた。
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