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環境・エネルギー学習の授業づくり
(11) 電気の通り道について知ろう!
愛媛・四国中央市立三島小学校  脇 規洋郎教諭 (平成18年1月16日)

授業の概要

対象学年:小学校3・4・5・6年生
テーマ:電気の通り道について知る
教科名:総合的な学習の時間
授業計画:全3時間
  第1時 電力使用の現状などについて追究しようとする意欲をもつ。
  第2時 電気の通り道について追究しようとする意欲をもつ。
  第3時 電気は発電所から家庭まで送電線を使って流されていることを知る。
ねらい:電気は発電所から家庭まで送電線を使って流されていることを知らせる。
準備:
・夜の地球のポスター (東京教育技術研究所 電話03-3787-6564)
・手回し発電機 (中村理科工業 電話0120-700-746)
・ソケット付き豆電球(7.2V)
・電力会社の方々(外部講師)

愛知・四国中央市立三島小学校  脇 規洋郎教諭
愛知
四国中央市立三島小学校
脇 規洋郎教諭
当たり前にある電気を見直す

スイッチをつければ、電灯が点く。電気があるからである。そのことを子どもたちは、当たり前のように思っている。その当たり前になっていることを、もう1度問い直したくて、この学習を組み立てた。

ポスターと発電機で子どもを引き込む

1時間目の授業では、「夜の地球」のポスターを見せて、「何だと思う?」と問い掛けた。そして、「灯りのもとになっているのは何ですか」とたずねた。続いて「電気はどうやってつくる?」と問い掛けて、子どもたちに実際に手回し発電機を使って電気をつくらせた。
実際に電気をつくることで、それがいかに大変かを子どもたちは感じ取ったようである。そして、家庭で電気の使用量について調べてくるように課題を与えた。

「電気をつくる」体験に最適な道具・手回し発電機
「電気をつくる」体験に最適な道具
手回し発電機
調べたいこと・調べ方を考えさせる

2時間目は「100メートルぐらい前はどこにこの電気は流れているのですか?」と尋ねた。それから、電気について調べたいことをノートに書かせた。「電気はどこから来るのか?」「電気はどうして電柱にちゃんと届くのか?」「電気はどこでつくっているか?」など最高14個も調べたいことを書く子もいた。そして、その調べ方を考えさせた。

電力会社の方に登場していただく

3時間目は、調べたいこと・調べ方を発表させた。子どもが発表した調べ方の中に次のようなものがあった。「もし、できたら電気の人に聞いてみたらいいと思います」。そこで、送電線の保守点検にあたっている方にご登場願った。突然の登場に、子どもたちは驚いたようであった。もちろん、事前に地元企業の四国電力に協力を仰いでいたのである。絶縁装備に身を固めての登場。まず子どもたちは、そのヘルメットや長靴などの装備に驚いたようであった。子どもたちの質問に丁寧に答えてくれる四国電力の方。子どもが「電柱はどうやって建てるのですか?」と質問をすれば、電柱を建てているところの写真を使って説明してくれた。
さらに、「どうやって電線をつなげているのですか?」「どうやって安全に仕事をしているのですか?」という子どもたちの質問に対しては、用意してくれた命綱やがい子、そして数10センチメートルの高圧電線を見せて説明してくれた。そして授業の最後には、ヘルメットや命綱などの装備を子どもたちに身に着けさせてくれた。工具類を入れた袋を背負って、その重さによろめく子どもたち。これを背負っての作業である。仕事の大変さが実感できたようである。それと同時に「電気」という当たり前にあるもののありがたみが、実感できた日でもあった。

エネルギー教育全国協議会
※このほかにも、エネルギー教育全国協議会のホームページにはエネルギーに関する授業のアイデアが多数掲載されています。
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