9月17日(土)、東京・渋谷区「電力館」の5階・科学実験室。小学生およそ30人とその保護者が参加して、「おもしろ・ふしぎな科学実験」が行われた。「私たちが普段感じるちょっとした疑問=『不思議』を学校の授業とはひと味違う『おもしろ実験』で科学する」(電力館)というのが狙い。
今回は(1)ビックリ高圧静電気(2)ボルタの電池(3)果物電池・木炭電池(4)ゼイベック効果といった多彩なプログラムが用意された。
起電機=「ヴァンデ・グラーフ」を使って、静電気で参加者の1人の髪を逆立てる最初の実験から、会場は大盛り上がり。全員が目を輝かせながら「すごい!」「すごい!」と歓声を上げた。
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子どもたちが夢中になった 「おもしろ・ふしぎな科学実験」の様子
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ボルタの電池→果物電池→木炭電池と実験が重ねるにつれ、「……。」と押し黙り、真剣な表情で見入っていく子どもたち。「ただ実験を行って終わるのではなく、終了時には希望者に実験のレシピを書いた『おさらいシート』を配布します。家に帰ってからも家族と一緒に実験ができるように工夫しています」と同館企画部の江原由紀子氏。
今回参加した小学校低学年生の母親も「初めての参加でしたが、ためになる実験ばかり。最後まで子どもが集中していたのには驚きました。」と満足した様子だった。
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一方で同館の展示もまた、興味深いものが並ぶ。
「『次世代教育』をモットーに工夫を凝らしています」(江原氏)というだけに、いずれも「見て・触れて・対話できる」参加型の展示内容で、楽しみながら電気の歩みや暮らしの中に息付く電気の様子を理解できる内容だ。
構成は◆3階:電気で遊ぶ・電気で学ぶ ◆4階:くらしと電気 ◆5階:都市と電気 ◆6階:原子力発電 ◆7階:電気のできるまで・とどくまで、というものだが、例えば6階の場合、地球の今を知ることができる大型スクリーン「アース・アイ」、発電の仕組みや安全対策が分かる「原子炉1/3模型」、4つのテーマに分かれたゲームラリーなどを通して、21世紀人類の最大の課題といわれる「持続可能な社会の実現」について考えるスペースになっている。
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見て、触れて、楽しみながら学べる 工夫が凝らされた展示スペース
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このほかにも同館ではイベントも盛りだくさん。「平日には学校単位の利用が多い」(江原氏)というこの「電力館」をはじめ、エネルギー・環境に関する展示や実験を行っている施設は全国各地にたくさんある。校外学習などの機会に、ぜひ積極的に利用してほしい。
■電力館HP:http://www.denryokukan.com/
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