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「教育ソリューションフェア2007」第1ステージ開催 特集
先生、必見の講演!
学校へのAED設置を子どもたちの教育に活かそう!


「教育ソリューションフェア2007」セミナーで、その答えを。<参加者募集中>
AED
AEDマーク:
「ハートに稲妻」のAEDマークは、心肺蘇生法委員会において、
AED設置場所を意味する統一表示として正式に採択されたものです。
 町中で突然心停止状態に陥った緊急時、心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器「AED(自動体外式除細動器)」の学校への設置が急ピッチで進んでいます。現在、市販されているAED機器は、専門知識がない人でも音声ガイダンスにそって操作すれば処置できるようになっていますが、有効に活用するためには、教職員の理解や実施研修が必要です。
 そこで今回、学校に設置・導入されたAEDをより有効に使っていくためにはどうしたらいいか。また、救命に対する指導・学習をどのように進めていけばよいのかについて、専門家による講演を設けました。この機会に、ぜひ、ご参加をお願い申し上げます。



■講演タイトル「命の教育〜AEDを含めた心肺蘇生法をどう教えるか〜」
 (◆7月26日(木)11:00〜12:00 メイン会場にて開催。申込みコード:26-2)

 一日の大半を過ごす学校や職場で、突然人が倒れたら、その時あなたは何が出来ますか?
 本セミナーでは、AEDを含めた心肺蘇生法をどのように教えればよいか、またその重要性についてご紹介致します。
医学博士・国士舘大学大学院 救急救命システムコース教授・ウェルネスリサーチセンター 副センター長
田中 秀治氏

※「教育ソリューションフェア2007」プログラム詳細はこちら >>>


AEDの有効活用には教師の理解と実践が不可欠
教師と子どもが一体となって学べる教育プログラムを開発
〜本紙掲載記事より一部抜粋〜
 突然、心臓が停止状態になった際に、心臓に電気ショックを与えてその動きを戻すための医療機器であるAED(自動体外式除細動器)の設置・導入が、学校教育現場において進んでいる。AEDのメーカーによる小児用パットの普及も進んでいる。 そこで、学校教育現場に設置・導入されたAEDをより有効に使っていくためにはどうしたらいいか。また、救命に対する指導・学習をどのように進めていけばよいのか。21年間にわたって救命救急の医師を務め、現在は国士舘大学大学院・救急救命システムコース教授、ウェルネスリサーチセンター副センター長を務める田中 秀治先生と、救命救急士で救急救命システムコースの講師である安田 康晴先生に聞いた。


■AEDの設置は、「安全な学校」への第一歩
 国士舘大学大学院・救急救命システムコースでは現在、救急救命士を対象に、その指導者となれる人材の育成、研究領域の拡大、救急医療における新しい職域の研究などを進めている。また、同大学の体育学部では、教職課程の学生全員に心肺蘇生法の実習を義務づけるとともに、学生を対象とした救急救命士養成課程を設け、約640名の学生が学んでいる。また、田中先生が所属するウェルネスリサーチセンターでは、BLS(一次救命処置:Basic Life Support)を教える団体との連携のもとに、心肺蘇生法をベースとした産学連携・地域連携に取り組んでいる。
 学校におけるAEDの設置・導入が進む中で、次は学校の先生方の理解と心肺蘇生法の実技教育が必須だという。実際に田中先生と安田先生は学校教育現場からの依頼により、講習会なども精力的にこなされている。
 「現状からいうと、学校教育現場の救命救護は、体育と養護の先生に委ねられているようです。しかし、クラスの子どもが倒れたときに、最初に立ち会うのは近くにいる先生です。AEDを使える先生や職員室などに連絡を取っているうちに、手遅れとなってしまっては、学校側がAEDを設置・導入した責任を果たしているとはいえません。安全な学校にするためには、是非、教員の方々に自信をもって実践していただくためのトレーニングが必要です」(安田先生)

■心肺蘇生法と連携して迅速に使うことがポイント
 AEDを有効活用するためには、実はその前の処置との連携が重要であるともいいます。
 「心肺停止が所見できたら、まず脳に血が通わなくなるのを防ぐために、AEDが手元に届くまでの間、心臓マッサージなどの心肺蘇生法を行うことが重要です。そして、できれば3分から5分以内にAEDの処置を行ってください。それが、AEDの効果を高めるポイントです。その意味では、学校に1つのAEDでは足りないと思われます。予算の問題はあるかもしれませんが、消火器と同じように、各フロアにAEDが設置できればその意義はさらに高まっていくことでしょう」(田中先生)

■救命救護の実習を通じて変わる子どもたちの心
 一方、心肺蘇生法やAEDの使い方などを、子どもたちに教えていくことも、救命という観点では重要なファクターとなる。しかし(1)実技の指導の方法が分からない、(2)実技の実習時間がない、(3)適切なツールがないなどを理由に、なかなか実践できずにいるのが現状である。そこで現在、田中先生のグループは、教材やツールを含めた学校教育現場向けプログラムの開発をしている。そこでは、3つの理由に対応して、(1)DVD映像により、子どもと先生が一緒に学べる教材、(2)授業時間内にマッチした内容、(3)安価でみんなで実習ができるツール(人形)という3つのコンセプトが有した教材を開発している。
 「実際に学校の授業などで実証実験を行っていますが、子どもたちはクラス一体となって取り組んでくれています。また、授業後に実施したアンケートでは、授業を通じて『命の大切さが分かった』、『地域に貢献できる人間になりたい』など、ポジティブな回答が返ってきています。これは、技術としての救命ではなく、人間としてなぜ救命が必要かを、子どもたちが考えてくれたからだと思います。それだけに、授業を通じて自殺やいじめの防止につながってくれることを期待できると考えています」(安田先生)
 「高等学校ではすでに学習指導要領で救命救護の実習が定められていますが、小学校・中学校といった段階でも授業を弾力化することで取り組んでいけば、彼らが大人になったときには、立派なバイスタンダーに育っていると思います」
 田中先生のチームが開発した教材とツールは、この夏以降に世の中に提供される予定。「命」の大切さを教えるためにも、学習活動の一環として取り組んでみたいテーマである。

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