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導入事例紹介
教育旅行 実践事例
紀州備長炭窯出し、熊野古道、間伐などを体験

千葉県立 沼南高柳高等学校
和歌山県観光交流課
画像 :
インストラクターから切り倒す方向のアドバイスを受けて1人1本、木を切った。

 自然の中で生きる人々の知恵や技術を生徒たちに体験させようと、千葉県立沼南高柳高校(海老沼宏始校長、生徒380人)は昨年9月、教育旅行で和歌山県白浜町などを訪れた。
 今回の教育旅行の目玉は、紀州備長炭の窯出し、間伐、世界遺産・熊野古道めぐりなど。名付けて「ほんまもん体験」。
 和歌山県の豊かな自然の中で、2年生107人が3つのコースに分かれて3泊4日の体験学習を行った。
 白浜町日置川地区では、県の特産品であり無形文化財にも指定されている紀州備長炭の窯出しを体験。生徒たちは、高温の窯の中から備長炭をかき出したり、出来上がった炭を切るなどの作業体験をした。また地元の製炭師から炭焼きの歴史や技術を学んだ。
 体験した生徒からは、「こんなに手間がかかるなら少しくらい値段が高くても納得できると思った」などの声も聞かれた。
 間伐体験では、同地区の森林に入り、木を育て、森を守ってゆくことの大切さを学ぶことが狙い。
 インストラクターから切り倒す方向のアドバイスを受けて1人1本、木を切った。(=写真上)
 「木を切ることは自然を壊していると思っていたが、今回、それも必要なのだと知った」と体験した生徒は、間伐による森林の維持管理の重要性を実感した様子。
 世界遺産、熊野古道を歩くコースでは、杉並木に囲まれた石段「大門坂」を登り、那智の滝を見学。
付き添いの語り部からは、上皇や貴族、武士や庶民に至るまで多くの人々が訪れたという熊野古道にまつわる昔話もあった。 生徒からは、「昔の人と少しだけ触れあえた気がして良かった」という感想も。
 これら以外にも、日置川でのリバーカヌー体験学習(=写真下)などが生徒たちに好評だった。
 今回の教育旅行について、同校の堀誠教頭は「普段は触れることのできない本物の自然を体験できた」と振り返る。
 また「教育旅行で得た、さまざまな体験が一過性のもので終わらないような工夫も必要だ」と話す。

日置川でのリバーカヌー体験学習
日置川でのリバーカヌー体験学習

■問い合わせ
和歌山県観光交流課
TEL:073-441-2785 URL:http://wiwi.co.jp/kanko/

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